2018年05月20日

第476回 オーストラリア産和牛




今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生のご著書「パクリ商標」から、日本ブランドの危機とその対処法についてお伺いしました。

新井先生によれば、日本の特許庁には“WAGYU”が商標登録されているそうですが、その指定商品はオーストラリア産和牛になっているそうです。農林水産省の定義では、和牛は、単に日本で飼育された牛、すなわち国産牛ではなく、日本で長い時間をかけて品種改良された特定の品種で、かつ、日本で飼育された牛を指すそうです。したがって、オーストラリアで育てられた和牛は、本当は和牛ではないのですが、農水省の定義に強制力はないので、いまではオーストラリアで生産された“WAGYU”が世界中に輸出されていることは既成事実になっているそうです。

この続きは番組をお聞きください。





パクリ商標





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2018年05月13日

第475回 マリオカートとマリカー



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生のご著書「パクリ商標」から、商標と事業戦略についてお伺いしました。

新井先生によれば、「マリカー」という商標を好事例としてご著書で紹介しておられます。この商標を登録した株式会社マリカーは、公道で走ることができる規格のゴーカートと、任天堂のゲームキャラクターのマリオに似た衣装を顧客に貸し出しています。同社の顧客は、借りた衣装を着てカート車に乗り、公道を走って楽しみます。これに対して、任天堂は「マリカー」の商標登録に意義を申し立てましたが、特許庁はそれを認めませんでした。

この続きは番組をお聞きください。





パクリ商標





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2018年05月06日

第474回 感覚・感触商標と立体商標



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生のご著書「パクリ商標」から、感覚・感触商標や立体商標などに関するエピソードについてお伺いしました。

まず、感覚・感触商標については、菊正宗酒造のカップ酒「純米樽酒」の興味深い事例があるそうです。この製品は、見た目には杉の樽酒の形をしていて、ニス加工のシュリンクで木肌の手触りを想起されるように作られています。ただし、日本の商標法では感覚・感触商標を登録できないので、この製品を米国に輸出することにともない、米国で感覚・感触商標の登録申請をすると、同社社長が霞が関のプレスセンターで発表したそうです。その結果、その発表された内容は、多くの新聞に記事として書かれたそうです。

このエピソードについて、新井先生は、もし、新聞に広告を載せるとしたら数千万円の広告料が必要になるのに、感覚・感触商標を申請するということを記事として新聞に載せてもらったので、ほぼタダで自社製品を宣伝してもらったのと同様の効果が得られたことになると考えているそうです。


この続きは番組をお聞きください。





パクリ商標





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2018年04月29日

第473回 パクリ商標は悪ではない



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生のご著書「パクリ商標」から、パクリ商標とはどういうものかということについてお伺いしました。

新井先生は、パクリ商標はことばから悪いイメージを持ってしまいがちですが、必ずしも悪ではないと考えているそうです。これを理解するために、新井先生から、あるTwitterの投稿をもとに、パクリに似た言葉についてご説明いただきました。


(1)バレて困るのがパクリ

(2)バレると嬉しいのがオマージュ

(3)バレないと困るのがパロディ

(4)バレたときの言い訳に使うのがインスパイア



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パクリ商標





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2018年04月22日

第472回 商標とは




今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生のご著書「パクリ商標」から、商標の上手な活用法についてお伺いしました。


まず、商標とはどういうものか新井先生にお尋ねしたとことろ、商標法に「この法律で、商標とは、人の知覚によって認識することができるもののうち、文字、図形、記号、立体的形状、もしくは色彩、またはこれらの結合、音、その他政令で定めるもの」と定義されているということです。


この続きは、番組をお聴きください。





パクリ商標





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