2017年05月21日

第424回 伊右衛門とコカ・コーラはどちらが賢いのか



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生の新刊、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?」の中から、伊右衛門とコカ・コーラはどちらが賢いのか、ということについてお尋ねしました。

まず、伊右衛門は特許を取得しているため、そのレシピは公開されているそうです。具体的には、石うすで茶葉を細かくしているということです。このレシピが公開されただけでは、直ちに同じ製品を他社でも作れるようになるわけではありませんが、石うすで茶葉を細かくするという作り方の一端が世に出たことから、「レシピ公開」という言葉を書名にいれたそうです。

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2017年05月14日

第423回 知財コミュニケーション力



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生の新刊、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?」の中から、知財コミュニケーション力についてお尋ねしました。

新井先生は、顧問先に知財コミュニケーション力の大切さを伝えているそうです。例えば、特許を取る前にアイディアが外部にもれてしまうようなことを防ぐには、知財に関する知識と、さらに意識も必要になってくるからだそうです。とはいえ、知財を守るには、専門家の持つ知識のすべてを持つ必要はなく、10のうち、2〜3程度あれば十分であるということです。

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2017年05月07日

第422回 敵は身内にあり?



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生の新刊、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?」の中から、アイディアの漏洩を防ぐ方法についてお尋ねしました。

新井先生は24歳のころ、タクシードライバーをしていたそうです。そのときの経験で、乗客が、生身の人間であるドライバーの新井先生がタクシーを運転していることもはばからず、商取引の重要なことがらを実名で話しているというところを見て来たそうです。タクシードライバーは、乗務中に乗客の話していたことを外に漏らしてはならにと厳しく教育されてはいるものの、人というのは、意外と秘密を他人の前でしゃべってしまうものだということを感じたそうです。ですから、知財に関する話は、社外に出たときは、どのような人が聞いているかもしれないので、お話ししないように注意して欲しいということでした。

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2017年04月30日

第421回 アイディアは人に見せた瞬間に腐る



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生の新刊、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?」の中から、「アイディアは人に見せた瞬間に腐る」とはどういうことなのかお尋ねしました。

この「腐る」という表現は「アイディアの競争力がなくなる」ということの比喩で使っているということでした。そして、新井先生によれば、競争力がなくならないようにするには、物理的、法律的、人的に対策が必要ということです。まず、物理的な対策とは、むやみに工場などを部外者に見せないようにするということです。新井先生は顧問先には、見せてよいところと見せてはならないところを明確に分けるようにご指導しているそうです。

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2017年04月23日

第420回 透明な防護服



今回も、弁理士の新井信昭先生にお越しいただき、新井先生の新刊、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?」の中から、特許は「知財に着せた透明な防護服」の意味にについてお尋ねしました。

特許は、特許を出願した人が発見した技術を守る(そのアイディアを排他的に独占して使用する権利を与えられる)という意味で、「防護服」になるということです。一方、「透明」とは、特許出願をすると、その1年半の後に、特許庁はその技術をインターネットで公開します。即ち世界中の人が、その特許の内容を知ることができるようになります。このような意味で、特許は「透明な防護服」ということになるということです。

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